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実験No.4 インフゾリアの素でヘドロ分解能力実験 添加前まで

飼育魚の餌などの有機物は、硝化バクテリアにより、アンモニア→亜硝酸→硝酸塩と、徐々に変化していきます。
が、そのままですと、有機物の分解は非常にゆっくりしたものですが、その分解スピードより多くの餌を投与していると、段々とヘドロが溜まっていきます。
そのヘドロを分解するスピードを上げてやるには、微生物による分解に頼る事になりますが、微生物が自然発生するのを待つという事になれば、それなりの月日がかかりますが、インフゾリアの素を添加する事でインフゾリアを湧かし、ヘドロの分解を手伝ってもらって、ヘドロを減らそうという実験です。
この第4水槽は底砂を入れていないので、ヘドロの状態がよく観察できると思います。
インフゾリアは、ヘドロの分解以外にも、小型魚の稚魚の初期飼料にもなります。

 

第4水槽水槽リセット時のデータ

第4水槽(インフゾリアの素でヘドロ分解能力実験)

水槽

30cm水槽

濾過装置

外掛けフィルター(OT-30) バイオバッグ
リング状のセラミック濾過剤を外掛けフィルターの中に入れています

底砂

なし(ベアタンク)

照明

20wx1を他の水槽と共用(ライトリフトアップ) 1日8時間点灯

8日間エアレーションした水
酸素供給 エアーストーン(夏場の酸素不足解消と硝化バクテリアは酸素を必要とする為より多くの酸素の供給)
水草 マツモ

添加物

餌 冷凍赤虫毎日10〜15匹程度・冷凍ミジンコ毎日30〜50匹程度
カラシン用の顆粒状の餌毎日50粒程度

アクセサリー なし

 

 

 

7月4日(日)
水槽の中身を全部出し、流水で水槽を洗い、水温計・ヒーター・エアーストーンをセットし、注水し、第5水槽のマツモを1本ちぎって入れました。
外掛けろ過はブラシでこすり、水洗いし、きれいにしました。バイオバッグは新しい物に取り替えて、リング状のろ過材は、飼育水で軽く洗いセットしました。ですので、少量の硝化バクテリアは、最初から入っている事になります。
ほぼ毎日、この水槽に飼育魚の餌を投与していきます。

 

8月15日(日)
PH7.0、水温高30℃、低29℃、亜硝酸0.3mg/未満。

 

茶コケが、水槽のガラス面・ヒーター・水温計などにかなり生えています。
硝化作用は、十分行なわれていると思います。

 

ヘドロは水槽内にこまごまと、ばらけてあります。

 

他の水槽より水温が高いのは、冷却ファンを取り付けていない為です。

 

茶コケがすごい
[茶コケがすごい]

 

 

 

8月29日(日)

 

茶コケが減ってきました
04.08.29-2 [茶コケが減ってきました]

 

 

 

 

 

 

 

 

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