実験室 熱帯魚,アクアリウム通性嫌気性ろ過PARTU

実験室PARTUまとめ(水換えをもっと減らす・硝酸塩の削減)

底面濾過による脱窒実験(嫌気濾過)PARTUのまとめ

 

6月29日(日)に、去年10月6日にセットの第7水槽をかたずける為水を抜きましたが、水を抜く時底砂にさわると、ヘドロがドワッと巻き上がりすごいの一言でした。
その砂をいつしか又使うかもしれないので洗ったわけですが、 ヘドロとプラナリアがウヨウヨで、少々洗ったのでは汚れが落ちないので、第7・第8水槽の2つの水槽の砂を1時間位かけて洗いました。

 

水槽をセットした時に入れた、還元ボ○ルや ナイトレイ○マイナスがどうなっているか、非常に興味を持っていましたが、写真のように新品と比較してみると、相当減っていますが、まだ大丈夫のようでした。
水量や環境によっても違うでしょうが、この第7水槽に関していえば、まだ追加しなくても大丈夫だったようです。水質が安定してからは硝酸塩もほとんど上昇せず、今年1月23日に換水して以来水換えも換水もしていませんでしたが、硝酸塩は8mg/リットル位で、減った水を足し水してやるだけでした。
減った水といっても、ガラス蓋で上部はほとんど覆われているので、足し水さえも滅多にしていませんでした。

 

この第7水槽での、脱窒実験はほぼ成功といって良いと思います。

 

本当に手間の掛からない水槽でしたが、やはりCo.シュワルツィの繁殖は、無理でした。これが残念です。(かなり難しいらしい)
1月23日以来この水槽に掛かった手間といえば、滅多にしない足し水と、毎日の餌やり位のものです。
照明はタイマーだし、冬場はヒーターとサーモに任せておけば、温度管理はできるし、ろ過は底面ろ過で底砂の掃除は2002年12月26日以来行なっていません。
ただし、底砂を洗っていて思いましたが、底砂の汚れは限界に近かったと思います。

 

今までと何が違ったかは、この脱窒実験の各ページをよく読んでいくと、おのずと分かってくると思います。
このページは、「底面濾過による脱窒実験(嫌気濾過)PARTUのまとめ」としていますが、ここにまとめてポイントを書いておくのが、親切かもしれませんが、それではポイントだけ見てあなたが真似をしてみても、多分同じようには行かないと思うからこのページにポイントは書きません。
もしあなたが、同じようにやってみようと思われるならば、各ページをよく読み(どこかにポイントとなる事がいくつか書いてあります)、脱窒というものをよく理解して行なってみて下さい。
よく理解して行なっても、私の水槽と同じようになるかは、各水槽毎に何らかの環境が違いますから、まったく同じようになるとはいえませんが、近い状態に持っていけるかどうかは、あなたの努力次第です。
還元ボールとナイトレイトマイナス
[上の左が還元ボールの未使用、右が約8ヶ月使用の物、下の左がナイトレイトマイナスの未使用、右が約8ヶ月使用の物]

 

第2・第6水槽に関していえば、ここのところ硝酸塩が上昇している訳ですが、この嫌気性還元バクテリアの餌となるナイトレイ○マイナスが、ほとんど無くなっているのではないかと思われるので、近いうちに第2水槽にナイトレイ○マイナスを一粒ずつ埋め込んでいくのは大変なので、還元ボ○ルをエアーリフトとは反対側の方へ、埋め込んでみようと思います。
第6水槽には、外部濾過の中に、ナイトレイ○マイナスを追加してみようと思っています。
第2・第6水槽のこれからは、飼育日記に書いていきますので、そちらをご覧下さい。

 

底面ろ過は非常に安いろ過方法だと思われている方が、けっこういらっしゃるようなので、最後に一言書いておきますが、底面ろ過の器具だけで底面ろ過ができるのでしたら、非常に安いものといっても良いでしょうが、その他にエアーポンプや底砂も必要です。
底砂も、脱窒水槽にしようと思えば、かなりの量が必要になってきますので、一概に安いろ過方法とばかりは言えませんが、そのろ過能力(砂全部がろ過材になる)は、かなりのものである事は間違いないでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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